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こんにちは。HANAです。
今回は,男性のおでこの薄毛の悩みに関してのお話をしていきます。
皆さんは,歳を取るにつれて,剥げてしまうことを気にしたりしますか?
そういった悩みを少しでも解決すべく,記事を書いたので見てみてください。
<おでこを広くするアイテム>
長い髪をまとめるためにヘアバンドやヘアゴムを使っていと,
「牽引性脱毛症」でおでこが広くなる可能性があります。
この牽引性脱毛症とは,髪が引っ張られることによって起きる
薄毛の症状のことです。
特定の部分に長期間負担がかかると頭皮の血行が悪くなり,
髪に充分な栄養が届かなくなって脱毛します。
牽引性脱毛症は長い髪を留めることが多い女性に発症しがちではあるものの,
ヘアバンドやヘアゴムなどを使えば,男性でも発症することがあります。
<おでこの洗い流し>
毎朝ワックスやグリースなどの整髪料を付けて髪をセットする人は,
入浴時にしっかりと整髪料を洗い落としておかないと,
おでこが広くなっていしまう危険性があります。
整髪料には油分が多く含まれ,洗い残すと毛穴をふさぎ,
髪が成長する周期・ヘアサイクルの乱れを引き起こします。
また整髪料には頭皮への刺激となる界面活性剤が含まれ,
頭皮に付着すると頭皮環境が悪化してしまいます。
<おでこが広くなる生活習慣>
≪睡眠不足≫
睡眠不足は薄毛に大きく関係します。
睡眠中は,ストレスを最も排出しやすい時間です。
ぐっすり眠れば眠るほどストレス解消に繋がりますが,
睡眠不足になるとストレスが蓄積していき,
血管が収縮して血行不良に陥っていきます。
髪の成長に必要な栄養は血液を介して毛根に運ばれます。
血行不良になると、栄養が不足してヘアサイクルが乱れます。
また、睡眠不足は成長ホルモンの減少にも関係しています。
睡眠中に多く分泌される成長ホルモンには,
細胞の修復や代謝の促進等様々な効果がありますが,
睡眠不足によって成長ホルモンの分泌量が減ると,
傷ついた細胞の修復が追いつかなくなります。
≪運動不足≫
運動不足は血行不良に繋がり,髪の成長に必要な栄養が
頭皮まで届きにくくなってしまいます。
血液は心臓がポンプとしてはたらくことで体中をめぐります。
運動不足によって心肺機能が衰えると,うまく血液が循環させず,
頭皮に栄養がいきわたりにくくなります。
髪は血液から栄養を受け取って成長するため,髪の健康を維持するには
運動することが必要です。
最初は,軽いウォーキングを習慣づけ,その後少しずつ運動強度を上げ,
心肺機能を向上させていきましょう。
≪食生活の乱れ≫
食生活の乱れは薄毛に繋がる恐れがあります。
髪を構成している成分は,ケラチンというタンパク質です。
ケラチンを作るためには亜鉛の摂取が必要であり,また,
ビタミンは亜鉛がケラチンを合成することを助けます。
食生活が乱れて栄養が偏ると,髪の成長に必要な栄養素が不足して,
髪が作られにくくなっていきます。
また、脂質などを過剰摂取することで皮脂の分泌量が増え,
頭皮の環境が悪くなってしまうこともあります。
≪ストレス≫
ストレスストレスは頭皮にさまざまな悪影響を及ぼします。
中でも,自律神経失調は髪だけではなく健康にも被害が及びます。
ストレスを感じ続けることで交感神経が優位な状態が続くと,
不眠症や血行不良など,頭皮の環境が悪化する症状を多く引き起こします。
自律神経は運動や睡眠習慣を見直すことで整えることが可能です。
≪喫煙≫
タバコに含まれるニコチンは,薄毛を招く危険な成分であります。
ニコチンによる血管収縮作用は血行を悪くするほか,
ニコチンの排出のためには大量のビタミンを消費します。
更に,タバコは依存性が高く,ニコチン依存症を招きます。
禁煙は依存していればいるほど難しいので,
病院の禁煙外来に相談しましょう。
ニコチンパッチや薬を飲むことで,禁煙は成功しやすくなります。
<おでこに髪を増やす方法>
広くなったおでこに毛を生やすためには,毛母細胞の活性化が重要です。
毛母細胞とは,髪の成長のもととなる細胞のことです。
この細胞が細胞分裂を繰り返し増殖することで髪が作られます。
毛母細胞のはたらきが低下すると,髪は充分に成長できません。
はたらきが低下する原因を解消し,毛母細胞が活発に分裂・増殖する状態に戻すこと,
すなわち「活性化」をめざします。
毛母細胞を活性化させるためには,周辺の毛細血管の流れを良くし,
毛母細胞と毛母細胞に包まれた毛乳頭にしっかり栄養を届けることがカギです。
育毛剤の作用による毛母細胞の活性化を期待しながら,
間違ったヘアケアや乱れた生活習慣といった血行不良の原因を解消しましょう。
<おでこを隠す為の方法>
手っ取り早いのはおでこを前髪で隠す方法です。ただし,ボリュームが軽く,
長い前髪でおでこを覆うと,隙間から地肌が見えてなおさらおでこの広さが
目立ちやすくなります。
長さに頼らず、またボリュームを重めにした前髪をつくるようにカバーすると良いです。
サイドの髪をトップより短めにするのも効果的です。
相対的にトップにボリュームが生まれ,周囲の視線は自然にトップに集まり,
広いおでこの悪目立ちを防ぎます。
これらのポイントを押さえたヘアスタイルなら,
広くなったおでこを自然にカバーできます。
ただ,希望がうまく伝わらないと失敗しておでこが目立つ可能性もあるので,
カットする前に「広くなったおでこをカバーできるヘアスタイルにしたい」と
率直に伝えておくと良いです。
最初は恥ずかしいと感じるかもしれませんが,美容師,理容師は
「薄毛やコンプレックスをなんとか隠したい」といった相談には慣れています。
ストレートに希望を伝えたほうが相手も当然やりやすくなります。
相談して一緒に考えれば,気になるおでこをカバーできる
お気に入りのヘアスタイルを見つけることができます。
<おでこ対策のまとめ>
ここまでいかがでしたか?
長い髪を留める,整髪料を洗い残す,睡眠不足や食生活の乱れといった
毎日の生活習慣が原因となり,おでこが広くなることがあります。
自分に思いあたることがないかを確認し,改善して,
おでこが広くなる原因を解消しながら,
育毛剤を使って毛母細胞の活性化を促していきましょう。
髪はすぐ生えるものではありません。
ヘアスタイルでおでこの広さをカバーして
気長にヘアケアを続けましょう。
それでは,また,投稿しますね。