こんにちは。HANAです。
皆さんは牛肉とか牛乳は好きですか?私はどちらも好きです。
肉牛そして乳牛という言葉を、見聞きしたことがありませんか?
簡単に言うと肉牛は、食用肉として飼われる牛です。
乳牛は乳を摂るために、飼育される牛。
似ているようで、目的や意味が違うようです。
2つの違いについて、説明していきたいと思います。
<肉牛と乳牛は、畜産されている牛>
肉牛は食肉として、飼われている牛を意味します。
そして乳牛は乳を生産するために、飼われている牛なのです。
どちらとも家畜として、飼われています。
では何が違うのか?
生産方法です。
肉牛は繁殖経営や肥育経営で、生産や販売します。
乳牛は酪農で、生産と販売をするのです。
同じ家畜でも、そういった違いがあることとなります。
<肉牛を生産するまで>
まず母牛が、子供を産みます。
そしたらその子牛を、2年6カ月かけて育てます。
この期間を過ぎたら出荷し、生産販売という形になります。
肉牛を扱う農家では、繁殖経営そして肥育経営といったやり方をしてます。
中にはこの2つ両方を同時に行う、一貫経営も存在します。
繁殖経営は約9カ月ほど、そこの農家で育てます。
育てた後子牛を販売し、経営を成り立てます。
ただ育てるだけでなく、いろんな管理が必要です。
母牛の人工授精や、子牛の体調管理など。
そのため、神経を使う仕事だと思います。
肥育経営は繁殖経営で育てた牛を、購入します。
そして約20カ月育てます。
その間に食肉として管理をし、出荷します。
食肉としての肉質の知識が、重要となってきます。
その他餌の管理方法などにより、肉質も変わってきます。
そういった技術も、求められると思います。
<乳牛の生産方法>
乳牛での生産は、酪農と言います。
乳牛用の牛を、育てます。
乳牛の適した牛として、ホルスタイン種やジャージー種がいます。
そして乳牛から搾った乳で、牛乳やチーズを作ります。
それを生産します。
酪農家では子牛を産んだ雌牛から、乳を搾ります。
搾乳をする際、搾乳炎になってないか等体調管理もします。
次に加熱殺菌処理を、行います。
それが終わり、飲むための牛乳やチーズの原料となり作られます。
実は酪農も、畜産の部類に値します。
畜産なのですが、乳牛だけに絞り生産してます。
それを酪農と言うそうです。
逆に他の農業と区別し、分かりやすくするために酪農としたそうです。
ちなみに日本で酪農をしている地域は、主に北海道です。
他の地域に比べると、気候が低く低温です。
暑い夏でも低温なので、酪農に適しているそうです。
<肉牛と乳牛 まとめ>
肉牛と乳牛の生産方法や、違いについて調べてみました。
肉牛用と乳牛に飼われている牛は、どちらも畜産に当たるのですね。
ただ出荷するまでの工程が、異なります。
肉牛の牛は、繁殖経営で9カ月ほど育てられます。
そして肥育経営で、繁殖経営で育てた牛を購入します。
その後20カ月ほど育てたのち、出荷となります。
乳牛は雌牛から乳を絞り、加熱殺菌処理を行い出荷となります。
乳牛も肉牛と同じ、畜産なのですね。
しかし区別するために、呼び方を酪農としているのです。
肉牛と乳牛どちらも畜産ですが、牛の種類や生産方法が違う
ということになりますね。